令和5年11月19日(日)10時より黒潮町保健福祉センターで第18回黒潮町社会福祉大会が行われました。
主催者を代表し、西村康浩副町長より、これまで黒潮町の地域福祉の発展のためにご尽力いただいた9名の受賞者への感謝のことばと今後も地域福祉の推進に向け、住民一同が支え合いの仕組みづくりを進めていくことを誓い挨拶とされました。また黒潮町議会議長 中島一朗様にご臨席いただき、ご祝辞を頂戴しました。県議会議員 下村勝幸様より祝電を頂戴し紹介させていただきました。
●令和5年度 黒潮町模範高齢者表彰
模範高齢者表彰は、永年にわたり地域の社会福祉に貢献し、明るく誠実な生活を送り、周囲の人々から信望のある高齢者として地区からの推進により、その功績に対し黒潮町長が表彰するものです。
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藤縄地区 |
生駒 進 様 |
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荷稲地区 |
伊與木 健二 様 |
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伊田浦地区 |
杉本 政子 様 |
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伊田浦地区 |
大田 妙子 様 |
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芝地区 |
千谷 恵子 様 |
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芝地区 |
池添 久留美 様 |
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芝地区 |
柿内 總子 様 |
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万行地区 |
澳本 剛 様 |
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奥湊川地区 |
田辺 孝 様 |
受賞者を代表して田辺孝様より「これまで地域のみんなとともに活動してきたこと、活動ができたことは、地域があったからこそ。明日からも地域の発展のため、また大好きな黒潮町のために頑張っていきたい。」と謝辞を頂戴しました。
受賞者のみなさま、おめでとうございました。
●町内児童生徒による意見発表
黒潮町では、町内の小学校7校、中学校2校、県立大方高校を福祉活動推進校に指定し、各学校において、地域とともに福祉活動が推進されており、社会福祉大会において輪番で意見発表や実践報告をしていただいています。
町立上川口小学校6年生5名が「上川口マルシエ」と「防災の取り組み」について、活動を通し、地域を盛り上げ、地域のつながりをつくることが大切であること、感謝の気持ちを持ち人と人とのつながりを大切にするまちづくりをしていきたいと発表がありました。
田ノ口小学校4年生 有友日葵さんからは、「田ノ口小学校の社会福祉の取り組み」について、地域にあるグループホームしらゆりの入所者の皆さまと年間を通した交流で、訪問を楽しみに待っていてくれる高齢者がいることを知ったことや、活動の後、お礼の手紙が送られてきてうれしかったことなど体験を通し感じたことや発見があったこと、今後も交流を続けていきたいと発表されました。
大方中学校2年生 島田美憂さんは「住みやすい世の中を作りたい」をテーマに、ユニバーサルデザインについて、誰もが暮らしやすい町にするため、黒潮町はどうなのか、みんなが笑顔になるように自分の行動を見つめていきたいと発表されました。
大方高校 髙橋七海さんより2年間の活動実践として「誰一人取り残さない避難」について報告していただきました。誰一人取り残さないことは、難しいテーマですが、住民の皆さんが避難放棄をしないように、課題を整理し、できることを一つずつ考えて取り組みを進めていること。活動の中でコミュニケーションが大切で防災をテーマに地域をつなぐ活動を進めていきたいと発表されました。
●福祉活動団体報告
この報告は、町内における団体福祉活動を皆さまに知っていただき、また地域や福祉について考えていただく機会となるよう行うものです。今回は、黒潮町大方地区民生児童委員協議会会長 網師本卓己様より民生児童委員について、また大方地区、佐賀地区民生児童委員協議会の活動報告をしていただきました。
当日、町内各団体の活動をパネル展示しました。また、地域活動センターくろしおより、喫茶さとう木による珈琲の販売がありました。喫茶さとう木は、毎月第1、第3火曜の午前中に活動しています。今大会でも活動を紹介し、皆さんに知ってもらい、また活動できる喜びを感じる機会となっています。
黒潮町社会福祉協議会会長 坂本あやより閉会の挨拶があり、第18回黒潮町社会福祉大会を終了しました。